エイズ検査は無料で受けられるって知ってた?

2019年11月08日
落ち込んでいる男性

HIVの検査に関する知識を身に着けることは、早期発見をする上で非常に重要です。早期発見ができれば他人に移すリスクも減りますし、感染者自身の身体的負担も軽減することができます。障碍者手帳が発行されることになりますので、その後の治療負担も軽減することができますし、日常生活の中でも様々なサポートを受けることができます。

残念ながら日本は先進国の中でもエイズに関する理解が低く、感染に歯止めがかかっていません。そのため国や自治体もHIVの拡大抑制に力を入れており、国内の様々な医療機関や保健所でエイズ検査を受けることができるようになっています。プライバシー保護のためすべて匿名で行うこともできるため、記録が残ることもありません。

エイズ検査にもいくつか種類があり、即日で結果が出るもの、結果が出るまで1週間程度かかるもの、有料のもの無料のもの、同時に他の性感染症の検査ができるものなどがあります。検査を行っている保健所や医療機関によって、予約が必要なケースもあるので予め調べておかなくてはなりません。匿名、無料の施設では混雑することもありますので、早めに予約を取っておくことが大切です。定員に達した場合は次回の日程を案内されることもあります。住んでいる地域の保健所で調べることができない場合、別の地域に行って調べてもらうことも可能ですので、近隣の施設も調べておくと良いでしょう。1週間後に結果が出るタイプの施設では、再度結果を聞くために訪れなくてはならないため、日程の確認もしておかなくてはなりません。

1つ注意しなくてはならないのが、検査も万能ではない点です。感染してすぐにしても体内に検出できる十分なウイルス量がなく、本当は感染しているのに検出できないこともあります。正しい結果を出すためには、ある程度十分な量までウイルスが増殖しなくてはなりません。この期間のことをウィンドウ期と呼び、様々ある検査方法の中でも最も結果が出るのに時間のかかるHCV抗体検査でウィンドウ期は82日とされているため、危険行為があってからおよそ3ヶ月後に調べるのが良いとされています。危険行為から3ヶ月後の検査で陰性であった場合は結果を信じても良いのですが、危険行為からの時間が短すぎると結果の信ぴょう性が薄れます。

また、ごくまれに擬陽性として、本当は感染していないのにも関わらず反応してしまうことがあります。擬陽性はおよそ1%程度の確率で出てきます。その場合は再度別の方法で調査し、正しい結果を出すことになります。

陰性になったからと言って安心してはいけません。自分は他人に感染させるリスクがないとわかっても、他人からHIVをもらってしまう可能性はありますので、自分の体は自分で守るため、正しいHIVに対する知識を身に着け、感染しないように注意していく必要があります。一度感染してしまうとウイルスを完全に体から消し去ることはできないからです。

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